バブルではないのに、雇用ができない

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リクルートワークス研究所は来春卒業予定の大学生・大学院生に関し、企業の求人数が前年比7.7%増の81万500人で5年連続の増加

80万人突破は2009年卒が対象の94万8千人以来の10年ぶり

就職希望者1人当たりの件数を示す倍率は前年より高い1.88倍と7年連続上昇し、学生に有利な売り手市場が続いている

業種別ではスーパーや百貨店などの流通業は13.1%増加 建設業は1.5%増 金融業は0.9%増だった 銀行業が減った分を、保険業の伸びが補った

就職希望の学生数を企業規模別に見ると、5千人以上の大企業が11.8%増の13万8800人となった 300人未満の中小企業は29.2%減の4万6700人

圧倒的に中小企業にとって、大受難時代

同研究所は「業種別や規模別で状況に差が出ている 労働環境や働き方に対する学生の感度が高まってきており、対応ができない企業は採用で苦戦しそうだ」と指摘

寄らば大樹の陰の意識だと思うが、大企業といえど、何時までも安泰の時代ではないと考えて就職して欲しいものだ(西川私見)

2018年4月27日(金)京都新聞より引用