2018年 07月

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京都の大手企業が生産能力の増強に向けて、一段とギアを上げる

自動車向け部品や半導体の需要拡大に対応するため、各社好業績を背景に強気の投資を継続する

2019年3月期   投資額       主な製品や施設

村田製作所      3,400億円   自動車向けコンデンサー、電池など

日本電産       1,500億円   EV用駆動モーター、ロボット用減速機

京セラ        1,100億円   半導体製造装置、自動車向け部品

ローム          780億円   EV用次世代半導体素子など

オムロン         520億円   工場自動化機器、新興国向け血圧計

SCREEN HD    310億円   半導体製造装置の工場新棟

島津製作所        230億円   医療・ヘルスケア分野の研究開発棟

上記企業で投資規模で群を抜くのは村田製作所で、スマホと自動車向けセラミックコンデンサに大型投資する

次に日本電産は、電気自動車(EV)の駆動用モーターや省エネ家電用モーターなどに今後3年間で5千億円を投じる 永守会長兼社長は「かってないチャンス。市場に先んじる」と強調し今期だけでも1500億円をEV向けやロボット用減速機の増産に充てる

この調子だと、引き続き中小企業は好調だが、反面人手不足がネックになり、海外からの雇用計画人材が増えるのだろうか。

2018年5月29日京都新聞からの引用と西川私見

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私の事務所では、今日、朝7時からクマゼミが泣きだしました

めちゃうるさいです。

京都ではこれから、37度の猛暑が続くと思うとぞっとします。

雄のセミが鳴き、雌を呼び寄せたり、仲間とのコミュニケーション手段に使っているとのことです

クマゼミは午前中に鳴く代表格です 朝6時に過ぎに鳴きはじめ、9時前後がピークです

一方、アブラゼミはお昼前後から、日没にかけてさかんに鳴き続けるといった具合です

今日から、夏本番を体感しました

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売上高1兆円を超える大手上場メーカーが今春、京都に4社誕生

任天堂は1兆556億円

既に「1兆円企業」だった京セラ、日本電産、村田製作所は、売上高2兆円を射程に捉えている

日本電産の永守重信会長兼社長は「売上高2兆円はさほど難しくない。むしろ、焦点は営業利益3千億円だ」と述べ、次の大台到達目標とする21年3月期のさらにその先まで視線を向ける

「IoT、電気自動車、ロボット」の普及で更に景気需要は拡大すると企業側は考えている

大きな成果要因は「積極的なM&A、大規模投資、経営者カリスマ、リーダーシップ」である

私は京都の大企業が好業績を達成すると、中小企業もその後から良くなっていくものと期待している

2018年6月15日(金) 京都新聞より引用

236.

企業価値10億ドル(1120億円)以上の未上場企業が「ユニコーン」とされ、その予備軍の有力スタートアップを含めて「NEXTユニコーン」とした。

企業価値首位のプリファード・ネットワークスは「AIの深層学習制御技術開発する」

トヨタ自動車が2017年8月に105億円を出資した。

私が知っている企業では「メルカリ」「エリーパワー」「ラクスル」「ソラコム」「GLM」などがある。

今後はこういった企業が経済上位にランクされるのだろうか?

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23487810U7A111C1EA8000/

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「根回し」の語源、知ってますか?

根回しとは、「仕事や物事がうまくいくように、あらかじめ内内で約束や打ち合わせなど事前に行っておくこと」

このような意味があります。

この根回しの語源は、根っこのある木から来ています。

木を移し替えるときに幹を中心にして周りを掘ってから、細い根は切ってしまいます。

そうすると、その数か月後にはメインの根の部分に土をかけた状態のまま掘り起こしができるので、他の場所への移し替えがうまくいきます。

この方法を「根回し」と言います。

もともとは植木屋からの言葉で、この方法から先ほどのような、事前に準備しておくとうまくいくといった意味になったわけです。

ちなみに、木の植え替え時期は秋から、来年の2月くらいが良い時期だそうです。

私はこの10月に梅の木を植えようと思っています。