2018年 05月

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AIの得意分野、例えばルーティンワークなどはAIが担うことになるでしょう

しかし、人にとって、AIにできない人と人をつなげる力、人間味や感性が重要になる

極論では、今後「優秀な人には人間的魅力がある」ということになる

日ごろから、自分の人間磨きが大事ですよ

 

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企業研究をする上で上手な会社情報の使い方は?

おすすめは売上や利益の推移を最低10年間のスパンで見る方法です

10年あれば会社の浮き沈みを見ることができるので、「このとき売上が伸びたのはどうしてか」「ここで急に失速したのは何故だろう」と、会社の変化の背後にある「ストーリー」を読み取るよう考える訓練をしてください そうすれば、その会社の今後の展開がつかめるようになり、企業の実力を見抜く目が養われるでしょう

みなさんの家族や周囲の人は有名企業に就職してほしいと願っているかもしれませんが、その会社に未来があり、「生きて」いなければ入る意味はありません

現在頂点に立つ会社も、後は「守り」ばかりで落ちていくだけかもしれません

物事を現在形ではなく常に未来形で考える

「自分は未来の有名企業に入ったんだ」と胸を張って言えるような会社選びをすることが大切です

 

NIKKEI・マイナビ2019 新卒採用公告特集

ローランド・ベルガー日本法人会長 遠藤 功氏から引用

 

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興味を持った業界や会社があったら、その社員に会うことが大切です

OB/OGでもいいし、会社説明会や面接の場でも良い

その時、「最年少の課長はいくつですか?」という質問をしてください

最年少課長が30代前半から半ばなら、年功序列ではなく若手を抜擢してチャンスを与える会社です

更に最年少の執行役員や取締役が40代という会社は「生きている会社」のバロメーターになります

最近は「ブラック企業」が問題になり、政府も「働き方改革」掲げています

しかし、その判断は数字には表しきれません

内容の濃い仕事に没頭して帰宅が遅くなる日があっても、翌日は早く帰れたり、代休をきちんと取ることができるなら、その会社は社員を大切にしているといえます

また、人手不足で苦労している業界の中にも、変革に取り組んでいる会社が実際にあります

数年後にはそういった業界は様変わりし、「ホワイト」になる可能性もあります

近視眼的に一面だけを見て「ブラック」と判断せず、可能性があると信じるなら飛び込んでみる方法もあります

そこでどれだけ納得ができる仕事が出来るのかが大切です

NIKKEI・マイナビ2019 新卒採用公告特集

ローランド・ベルガー日本法人会長 遠藤 功氏から引用

 

 

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シリーズ③

ー 失敗を恐れると人は変化を望まなくなります -

一方で、グーグルは検索エンジンから始まって、地図、自動運転など次々と新しいアイデアが実現しています

その裏には山ほど失敗があるでしょう

しかし下からどんどんアイデアが生まれ、挑戦させてくれるような寛容性の高い会社はまさに「生きている会社」なのです

「生きている会社」は挑戦し続けますから、若い社員にも活躍の場が与えられます

ある国内の食品メーカーで大ヒット商品を開発した社員は、入社わずか3年目でした

ニュースや経済番組などさまざまなメディアで若手や中堅社員が登場し、彼らを主役にして「こんなことをやったんだ」というリアルなストーリーを見せてくれる会社を探すべきです

そういった会社は、若手に仕事を任せる風土があり、入社後に大きく成長することができます

会社選びにおいては、何をやりたいかも大切ですが、どれだけ仕事を任せてもらえるかの方が大事なのです

 

NIKKEI・マイナビ2019 新卒採用広告特集より引用 2018年4月24日(火)

「ローランド・ベルガー日本法人会長 遠藤 功さん」のご意見から引用

 

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シーズ②

ー価値を生み出す会社の特徴とは?-

カリスマと呼ばれるような社長が大勢いますが、社長一人が何かを生み出しているわけではありません

実際に価値を創出しているのは社員です

そんな社員を主役にしようと努力している会社が、まさに「生きている会社」なのです

社長だけが目立ち、社員は置き去りにされている会社や社長は意欲があるのに役員や部長などが社長の顔色をうかがい社内調整に終始するような会社は成長を期待できません

超一流と評価されても、守りに入って現状維持だけを目的とした「死んでいる会社」はたくさんあります

一旦そうなると、新たな価値は生まれずに沈んでいくだけです

そんな会社に間違って入社すると、やる気のある人は息苦しくなるでしょう!

NIKKEI・マイナビ2019 新卒採用広告特集より引用 2018年4月24日(火)

 

 

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就活で大事なことをおっしゃっている方「ローランド・ベルガー日本法人会長 遠藤 功さん」のご意見を紹介します シリーズで紹介していきます

シリーズ①

ー学生が企業選びする際には、どんな視点が大切ですか?ー

先ず、会社というものの存在目的を考えてみましょう

会社の目的は利益を上げることですが、それより大切なことは、新たな価値を継続的に生み出すことです

会社の目的とは最終的に、新しいものを創造してお客様や社会に評価されることにつきるのです

社会が求めるものは、時代によって変化します

100年前に求められたものが今も同じように求められているとは限りません

会社のその時々にあったものを創造しなければ評価されないのです

本田技研工業(Honda)の創業者 本田宗一郎氏は「利益は大事だが、人々から歓迎される価値を生み出すことが会社の本分だ」と述べ、乗用車だけでなく小型ジェット機など新事業に挑戦し、「歓迎される会社」であり続けようとしています

NIKKEI・マイナビ2019 新卒採用広告特集より引用 2018年4月24日(火)

 

 

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省人化や自動化のニーズ拡大で成長が見込まれるロボット産業に、中小企業やベンチャー企業が挑戦している

生産自動化技術を手掛けるスキューズは4月、人間の手の形状や動きを忠実に再現した産業用ロボットハンドの本格販売を始めた

風船状の人口筋肉に送り込む空気を調節することで、5本の指を閉じたり、開いたりする

質量500グラム以下ながら、ブドウやモモなどの果物、コロッケなどの総菜といったデリケートな食品を取り扱うのに向いており、農作物の収穫や弁当の盛り付けなど、人手に頼っている作業の効率化につながる

ロボットハンドや制御プラグラムなどがセットになった開発キットで価格は198万円(税別)

他に二足歩行可能な人型重機を開発しているのが、立命館大発ベンチャーの人機一体(草津市)

ロボットと操作機を通信で結んで制御する「マスタスレーブ」という技術を用い、人が操作するのを特徴にしている

上半身型ロボットの「MMSE Battroid(バトロイド) ver.1.0」は操作者とロボットの動きを双方向に作用させる制御技術を取り入れており、あたかも自分の首や腕を動かすようにロボット自在に操縦できる

今後は物流や土木建築、重工業、災害復興など幅広い用途で活躍させることを目指している

2018年5月2日(水) 京都新聞より引用

 

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グンゼは、日焼け防止の効果がある夏用の婦人インナー「着る日焼け止め クールマジック」を発売

生地には、滑らかな風合いが長持ちする素材「マイクロモダールエアー」を採用

紫外線を90%以上カットする特殊繊維を織り込んでいる

これも今流行りの「ウエラブル商品」なんですね(西川私見)

2018年5月2日(水) 京都新聞から引用

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『近未来予測 事業創出』

オムロンは3~7年先の社会現象を予測して事業化や製品開発に結び付ける子会社「オムロンサイニックエックス(OSX)を東京本後に設立することを発表した

「近未来デザイン」のポイントは、未来像をベースに、オムロンの社内だけではなく様々なステークホルダーが絡んだ「事業アーキテクチャー」を描き切った上で、それに付随する「技術」「ビジネスモデル」「知財戦略」を策定すること

新会社発足時の人数は12人だが。「AI」「ロボティクス」「IoT」「センシング」などの幅広い領域の最先端技術の人材を外部に求め、大学や社外研究機関との共同研究を実施する

技術顧問を務める栗原 聡氏は慶應技術大学理工学部 大学院理工学研究科 教授

近未来デザインに基づく技術アーキテクチャデザインと技術指導と、オープンイノベーションの具現化を立案する

又、、技術アドバイザーには人と機械における言語・センサーデータの融合などを研究する東京大学大学院 情報工学系研究科の牛久 祥孝氏を迎えるほか、知覚情報処理・知能ロボティクスを専攻する橋本 敦史氏や、奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程修了のフェリスク・フォン・ドリガルス氏を研究員とする

 

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リクルートワークス研究所は来春卒業予定の大学生・大学院生に関し、企業の求人数が前年比7.7%増の81万500人で5年連続の増加

80万人突破は2009年卒が対象の94万8千人以来の10年ぶり

就職希望者1人当たりの件数を示す倍率は前年より高い1.88倍と7年連続上昇し、学生に有利な売り手市場が続いている

業種別ではスーパーや百貨店などの流通業は13.1%増加 建設業は1.5%増 金融業は0.9%増だった 銀行業が減った分を、保険業の伸びが補った

就職希望の学生数を企業規模別に見ると、5千人以上の大企業が11.8%増の13万8800人となった 300人未満の中小企業は29.2%減の4万6700人

圧倒的に中小企業にとって、大受難時代

同研究所は「業種別や規模別で状況に差が出ている 労働環境や働き方に対する学生の感度が高まってきており、対応ができない企業は採用で苦戦しそうだ」と指摘

寄らば大樹の陰の意識だと思うが、大企業といえど、何時までも安泰の時代ではないと考えて就職して欲しいものだ(西川私見)

2018年4月27日(金)京都新聞より引用