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人手不足で荷物を自動で運ぶ無人搬送車(AGV)を活用しる企業が増えている
工場や倉庫での利用が中心だが、オフィスや飲食店でも導入事例が出始めた
日本電産子会社で減速機などを手掛ける日本電産シンポは、人の後を追尾する「追従型」と呼ばれる搬送ロボットを本社オフィスに導入
会社に届く郵便物や社内の書類を運ぶ作業に使っている
レーザーセンサーで人や機械の後を追う仕組みで、走行制御技術を持つ茨木県つくば市のロボットベンチャーDoog(ドーグ)と業務提携を結び、自社のAGVに機能を搭載
今春からは、大手文具メーカーと連携し、オフィス向けに本格販売を始める計画
同社西本達也社長は「工場や倉庫以外での活用例を提案し、AGVの売上高を2020年度に100億円に伸ばす」と意気込みを発表
他の活躍の場はシャープ製で、和食チェーンのがんこホールディングスは昨年末、厨房から客室に料理を運ぶ配膳ロボット4台を「がんこ高瀬川二条苑」に試験導入している
2018年2月23日 京都新聞より引用